持続可能な社会に関連する内容を各所に掲載し、教科書全体を通して持続可能な社会について考えられるように工夫しています。めざされている社会がどのようなものか巻頭で捉えた上で、様々な教材に触れ、持続可能な社会を実現する構想の活動を行うことで、持続可能な社会について自分ごととして捉えられるようにしました。
第3編では、第1章(地域調査の手法)と第4章(地域の在り方)で地域調査を実施して調査結果をまとめ、考察・構想までを確実に行えるようにしました。また、地域調査学習で役立つのはもちろん、地理学習の基盤となる地理的技能を身に付けるコーナーを充実させ、地理的事象について考え、判断し、自分の言葉で表現できるようにしました。
第3編第2章では、自然災害、防災・減災(自助・共助・公助)について詳しく学習し、それをふまえた実践的な学習を提案するページを設けました。また、第3編第3章でも防災・減災に関する教材を充実させるように努めました。