題材のポイント vol.03
< 表現 > 身近なものを表す

 本コーナーでは、さまざまな題材ごとの解説をポイントに絞った内容で掲載しています。

目標

  • 対象物を見つめ色や形、重さや手触りなど、存在感を感じ取る心を研ぎ澄ます
  • 自分が感じ取った対象の魅力を立体作品として表す方法を創意工夫する
  • 素材を工夫し、感じ取った特徴を楽しみながら立体で表す

題材の特徴

  • 目でだけではなく、手触りなどいろいろな感覚で身近なものからよさや美しさを感じ取ることの大切さを味わう
  • 自分が感じ取ったことを大切に、表現素材を選択し立体で表してみる
  • 制作過程を通じて、立体表現の基礎的な体験ができる

授業の流れ

  • 参考作品などを鑑賞し、どのようなことを表現しようとした作品なのか味わい考えてみる
  • 美しさや存在感などをさまざまな感覚で味わってみる
  • 対象のどのような特徴を表すのか、主題の構想を練る
  • 自分の表現に合った素材を選択し、表現を追求する
  • お互いに鑑賞し合い、制作意図と、その表現を味わう

バリエーション

①:表現方法

  • 単一素材での表現 複合的な素材での表現
  • 形や量感、存在感を中心にした着彩をしない表現 色彩も含め表現する

②:材料・用具

  • 彫造・・・石や石膏 木材など
  • 塑造・・・粘土(樹脂粘土など、着彩する、しないなど表現方法によって選択する)
  • 複合的な素材・・・実物を一部使うなど複合的に作品を構成する

指導のポイント

  • 身近なものをいろいろな角度からよく見たり、触ったり、いろいろな感覚で味わってみる。見ただけでは気づかない重さや手触りを味わう
  • ただそっくりにつくるということではなく、対象の持つ特徴のどのようなことを表現するのか、主題を吟味する
  • 表現材料を選び、主題を表すためにどのような方法があるのか表現を工夫する
  • 友だちと作品を鑑賞し合い、お互いの意図や工夫について話し合う

注意点

  • 彫像等の制作での彫刻刀など刃物の使用方法をしっかりと理解する
  • 対象の管理、保管

評価のポイント

  • 身近なものの特徴を感じ取り、主題を決め立体での表現を追求している
  • 対象のどのような特徴を感じ取ったのか、感じ取ったことをもとに主題の構想を練っている
  • 感じ取ったことをもとに材料を選択し、表現方法を工夫している
  • それぞれの作品を鑑賞し合い、感じ取り方や工夫を味わっている