Webマガジン:「学び!とPBL」Vol.44 “「福島市高校生フェスティバル」から学ぶこと”を追加しました。
月別アーカイブ: 2021年11月
「福島市高校生フェスティバル」から学ぶこと
1.生徒たちの交流を広げる
図1 工夫が凝らされたオープニング 日本、とりわけ東北の我慢強い人々にとって「自分たちのことは自分たちで解決する」ということが美徳となっています。しかし、OECD東北スクール以降のプロジェクトをふり返ると、「自分たちのことは自分たちの力で」という狭い考え方が生徒の学びの広がりを阻んでいるように思えてなりません。「外の視点から自分たちを捉えなおす」「できないことは他人に協力を求める」「自分たちにないものは貪欲に取り入れる」というスタンスが、高校生の新しい学びを支えるのではないかと思われます。
図2 ぶっつけ本番だったトークショー 例えば次のようなことがありました。この高校生フェスティバルの成功を受けて福島市で学習会を行いました。せっかくなので、同じように探究活動に取り組んでいる他県の高校生や教師も招き、一大交流会となりました。その夜、高校生たちは深夜まで探究活動の議論を深め、すっかり友情を築きあげました。参加していた高校生の一人は「自分の学校の探究活動は計画立案に留まっており、実践まで至っていない」と問題を確信し、教員に探究活動を充実させるための要望を出したと言います。福島市のメンバーはこれにより自信を得ることになります。
確かに、外との交流は例外なく新しい課題が生まれます。内輪でやった方がまとまりも良く、完成度も高くなることでしょう。しかし、外との交流自体が彼らにとっての学びなのです。
2.レジリエンスとしてのプロジェクト学習
OECD東北スクールからいくつかのプロジェクトを続けていて、生徒が壁にぶつかったときに気づく共通するやり方があることがわかります。それは以下の点です。
①やれる人がやれるところからやっていく
②できない理由を考えるのではなく、やれるようにするための知恵を出し合う
③じっとしていないで動いて考える
④自分たちだけでやろうとしない、大人に協力を求める
図3 一番成長したのは実行委員長! OECD東北スクールは東日本大震災の中で生まれました。混乱と絶望の中で、希望とビジョンを形づくるための教育プロジェクトです。そこには「ピンチをチャンスに、逆境をバネに変えていく」という、レジリエンスの教育実践だったということもできます。「子どもだから」「教育だから」とオブラートにくるむのではなく、退っ引きならない現実に生徒と大人が共同で取り組んでいくという「文化的実践」として捉えることが大切です。危機の中でこそ、リーダーは育ちます。それは生徒だけではなく、サポートする側の学生や大人にも言えることです。日本人は個人的な問題解決能力は強いが、集団で問題解決することが苦手と言われています。誰かが「お節介役」となって、チームワークをメンテナンスすることで、リーダーとフォロアーの関係が形づくられます。
3.伴走する学生の存在
図4 MCと打ち合わせをする大学生 OECD東北スクールの成果の一つとして極めて重要なのが、教師と生徒の間をつなぐ「学生」の存在です。学生たちは、生徒たちのホンネを受け止めることができるという意味で、大人と子どもの間を取り持つ重要な位置づけ、重要な情報のリソースとなります。数々のプロジェクトの経験者もいれば、全く未経験の学生もいますが、上記の意味ではあまり変わりありません。
単なるサポートのみならず、生徒たちと一緒に企業やNPO、自治体へ接触することとなり、自らがプロジェクト学習の学び手となります。とりわけ教員をめざす学生にとって、早期から学校に慣れるだけではなく、学校の外の世界を知ることとなり、これが新しい教育の在り方に対する認識の形成─未来創造型学習の先取りへとつながります。地方創生イノベーション2030に参加する地域や学校は多数ありますが、教員、学生、生徒が一体となってプロジェクト学習を形づくるチームは福島のみです。
図5 フェスの成功を喜ぶ大学生サポーター このフェスティバルの成功は、OECD東北スクールから続く、地域を思う生徒や大人の思いの結晶でもあります。他方、4年前にこのイノベーションに参加した中学1・2年生だった彼ら福島市チームの「福島市の人たちを笑顔にしたい」という素朴な願いを実現するために誠実に努力を積み重ねてきた成果の一つでもあります。
ここに「地域の魅力」が新しく一つ加わりました。
図工のみかた:「図工のあるまち」更新
図画工作科ブログ「図工のみかた」:「図工のあるまち」第十七回 “放課後の学校クラブ 第5回 「月と夢の世界」に向けて”
を追加しました。
小学校 図画工作:「みんなの図工ギャラリー」追加
小学校 図画工作:「みんなの図工ギャラリー」に1・2年生の作品「【絵】うつしたかたちから」「【工作】まどからこんにちは」を追加、3・4年生の作品「【絵】光のさしこむ絵」を追加、「【絵】言葉から形・色」を更新、5・6年生の作品「【立体】未来のわたし」を追加しました。
東京学芸大学附属竹早小学校・道徳授業研究会 「語ルシス」冬季オンラインセミナー研究大会2021
小学校 社会:「社会科Q&A」更新
小学校 社会:「社会科Q&A」
を更新しました。
Webマガジンまなびと:「学び!とシネマ」Vol.188
Webマガジン:「学び!とシネマ」Vol.188 “ユダヤ人の私”を追加しました。
ユダヤ人の私
©2021 Blackbox Film & Medienproduktion GMBH
3年ほど前に、「ゲッベルスと私」というドキュメンタリー映画が公開された。ナチスドイツの高官で、宣伝大臣ゲッベルスの秘書を務めていたブルンヒルデ・ポムゼルという女性の証言を記録したもので、ポムゼルが103歳のときのインタビューだった。この映画が「ホロコースト証言シリーズ」3部作の第1弾で、この「ユダヤ人の私」(サニーフィルム配給)は、第2弾である。
映画は、マルコ・ファインゴルドという、1913年にハンガリーで生まれて、ウィーンで育ったユダヤ人男性の証言を記録したものだ。インタビューしたのは2019年で、ファインゴルドが105歳のときだった。
映画は、ファインゴルド自身の証言で構成され、合間に多くのアーカイブ映像が挿入される。
ファインゴルドの証言をもとに、ざっとの履歴を辿ってみよう。
ナチスが政権をとった1913年、ファインゴルドは、兄エルンストとともにイタリアで床用ワックスなどの販売をしていた。パスポート更新でウィーンに戻った1938年、ドイツはオーストリアに侵攻、ファインゴルドはイタリアに戻れなくなる。
©2021 Blackbox Film & Medienproduktion GMBH ただユダヤ人というだけ で、迫害を受けたファインゴルドは、1939年、チェコスロヴァキアのプラハで逮捕される。ちょうど、ドイツがポーランドに侵攻した頃である。
1939年11月、ファインゴルドは、プラハの刑務所からポーランドのクラクフにある刑務所に移送され、1941年から、アウシュヴィッツをはじめ、ドイツのあちこちにある強制収容所を転々とする。過酷な状況のなか、終戦の1945年4月まで、収容所で生き延びる。
その間、母は病死、父は爆撃を受けた傷が原因で死亡。上の兄ナタンも死亡、兄エルンストとは、同じ収容所にいたことがあるが、1942年、安楽死関連施設で死亡している。偽名を使って、1945年までドイツにいた妹のローザは、消息不明。
終戦後、生き延びたファインゴルドは、ユダヤ人への支援や、ナチスの犯罪を暴く講演活動を行い、ナチスに協力したオーストリアの責任を、70年以上、訴え続けていた。また、10万人ものユダヤ人難民をパレスチナに逃がした経緯も、自身の言葉で語っている。
「国家と人は過去の過ちを忘れている」と語るファインゴルドの言葉が、重くのしかかる。
ファインゴルドは、2019年9月、106歳で亡くなる。
この映画を撮った、4人の監督グループの一人、クリスティアン・クレーネスは言う。「オーストリアの多くの若者は、アイヒマンやゲッベルスが何者であったか、分かっていない。いまなお、世界じゅうで、反ユダヤ主義や人種差別を目的にした暴力行為が、年々、増加している。これまで堅実だった民主主義国家が、危険な方向にゆっくりと傾き始めている」。
©2021 Blackbox Film & Medienproduktion GMBH いまの日本も、まさにそうではないか。世界で唯一、原爆の被災国なのに、憲法を変えようとし、敵を想定し、自衛力を増強し、戦争に加担しやすくなる状況を作ろうとしているように思える。
映画で挿入されるアーカイブ映像は、1930年、ベルリンでの少年たちのボクシングの練習を描いた「ボクシングの技術」から、1961年、エルサレムでのアイヒマン裁判の一部までの全14篇。いずれも、本編と何らかの関係があっての使用だろう。映像に込められた意味を深く考えていただきたい。
数百万人ものユダヤ人が虐殺された歴史は、さまざまな形で検証されている。映画「ユダヤ人の私」も、そのひとつに過ぎないが、マルコ・ファインゴルドや、「ゲッベルスと私」のブルンヒルデ・ポムゼルの残した証言は、永遠に語り継がれるべきだろう。
ちなみに、この「ホロコースト証言シリーズ」の第3弾は、アウシュヴィッツで人体実験を繰り返した、ヨーゼフ・メンゲレという医者についてである。さらに、このシリーズは、まだあと2、3本、製作が予定されているようだ。
日本は、ポツダム宣言すら、つまびらかに読んでいないという元総理大臣がいる国だ。ドイツやオーストリアは、映画というメディアを駆使して、自らの歴史を必死に検証している。見習うべきだろう。
2021年11月20日(土)より、岩波ホール
にてロードショー
■『ユダヤ人の私』公式Webサイト
監督:クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、クリスティアン・ケルマー、ローランド・シュロットホーファー
製作:ブラックボックスフィルム&メディアプロダクション
オーストリア映画/2021年/114分/ドイツ語/16:9、4:3/モノクロ
日本語字幕:吉川美奈子
協力:オーストリア文化フォーラム東京
配給:サニーフィルム
my実践事例:小学校 社会 No.029
my実践事例:小学校 社会 No.029 “「自然災害から命を守る活動」(第4学年)”を追加しました。
「自然災害から命を守る活動」(第4学年)
1.単元名
「自然災害から命を守る活動」(第4学年)
2.目標
自然災害から人々を守る活動について、過去に発生した地域の自然災害、関係機関の協力などに着目して、資料で調べてまとめ、災害から人々を守る活動を捉え、その働きを考え、表現することを通して、地域の関係機関や人々は、自然災害に対し、様々な協力をして対処してきたことや、今後想定される災害に対し、様々な備えをしていることを理解できるようにするとともに、主体的に学習問題を追究・解決し、学習したことを基に地域社会の一員として自然災害から自身の安全を守り、自然災害の備えに取り組もうとする態度を養う。
3.評価規準
○過去に発生した地域の自然災害、関係機関の協力などに着目して聞き取り調査をしたり地図や年表などの資料で調べたりして、必要な情報を集め、読み取り、災害から人々を守る活動を理解している。
○聞き取り調査をしたり地図や年表などの資料で調べたりして、年表などにまとめ、地域の関係機関や人々は、自然災害に対し、様々な協力をして対処してきたことや、今後想定される災害に対し、様々な備えをしていることを理解している。
○過去に発生した地域の自然災害、関係機関の協力などに着目して問いを見出し、災害から人々を守る活動を捉え、その働きを考え、表現している。
○自然災害が発生した際の被害状況と災害から人々を守る活動を関連付けて、それらの働きを考えたり、地域で起こり得る災害を想定し、自分たちにできることを選択・判断したりして、適切に表現している。
○自然災害から人々を守る活動について、予想や学習計画を立てたり、学習を振り返ったりして、学習問題を追究し、解決しようとしている。
○よりよい社会を考え、学習したことを基に、地域社会の一員として、自身の安全を守る取組や、関係機関や地域の人々への協力を考えようとしている。
4.本単元の指導にあたって
自衛隊の動きが見える身近な教材として伊豆大島の自然災害を扱った。島内と島外に分けて追究することもでき、4年生の児童にはわかりやすい教材であった。
1つの学習問題で追究する難しさを克服するために、自然災害の対処と備えでそれぞれ学習問題をつくった。児童の発達の段階に合っており、また、カリキュラム・マネジメントの視点からも効果的であった。
1単位時間の学習のまとめは、ノートではなく『学びのあしあと(ワークシート)』に書かせた。調べたり考えたりしてわかったことや学び方をB4サイズ1枚のワークシートに書かせることで、児童は常に単元全体を意識しながら自分の学びを振り返り、教師は児童の学びを把握することができた。
5.単元の指導計画(12時間扱い)
|
時 |
学習のねらい |
子どもの活動と内容 |
評価規準の具体例 |
|---|---|---|---|
|
1 |
過去に東京都内で様々な自然災害が発生したことを知る。 |
○本時のめあてを確認する。 東京都の自然災害について知ろう。 ○「自然災害」の言葉の意味を知る。 東京都では、今まで、地震、台風、噴火、大雪などの自然災害が起こっていることがわかった。今日の学習で、災害を少し意識するようになった。 |
【知・技①】 |
|
2 |
台風による自然災害の被害について調べ、自然災害から人々を守る活動に関する学習問題をつくる。 |
○本時のめあてを確認する。 台風による自然災害から人々を守る活動についての学習問題をつくろう。 ○「伊豆大島の台風による自然災害の被害(写真・文)」を見て、伊豆大島の台風による自然災害の被害について調べ、気付いたことや疑問に思ったことを話し合う。 学習問題につながる子どもの疑問例 ? 大島町役場の人は何をしているのかな? 台風のひがいにあった時、だれがどのように対処したのだろう。 |
【思・判・表①】 |
|
3 |
学習問題に対する予想を考え、学習計画を立てる。 |
○本時のめあてを確認する。 学習問題に対する予想を考え、学習計画を立てよう。 ○「伊豆大島の台風による自然災害の被害(写真・文)」「火事や事故発生時の対処(図)」から、学習問題に対する予想を考える。 |
【知・技①】 |
|
4 |
台風による自然災害が起きたとき、だれがどのように住民を救助したのか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時の問いを確認する。 だれが、どのように、台風の被害にあった大島町の住民を助けたのだろう。 ○本時の問いの予想を考える。 大島町役場の人が台風が来る前から住民に避難の情報を伝えた。そして、火事や事故と同じように警察、たくさんの人たちが協力して住民を助けた。災害の被害に遭った時は、たくさんの人に助けてもらえることがわかった。 |
【知・技①】 |
|
5 |
台風による自然災害が起きたとき、だれがどのように住民の生活を支援したのか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時の問いを確認する。 だれがどのように台風のひがいにあった大島町の住民の生活を支えたのだろう。 ○本時の問いの予想を考える。 ○台風の被害にあった住民の生活を支える人々は、どのような思いで取り組んだのか考える。 大島町やボランティアが協力して、家に住めなくて困っている住民のために、避難所を用意したり、家の片付けなどを手伝ったりした。また、自衛隊も大島に来て、道路の木を片付けたり、ごみを集めたりした。困っている人のためにたくさんの人が協力していることがわかった。 |
【知・技①】 |
|
6 |
学習問題に対する自分の考えを書き、台風の被害は、伊豆大島だけでなく東京都のどこでも発生する可能性があることを知り、台風に対する備えに関する学習問題をつくる。 |
○本時のめあてを確認する。 学習問題に対する自分の考えを書こう。 ○「住民おたすけマップ(関係図)」で、第4時と第5時に学んだことを整理する。 台風で大きな被害がおこった時、警察、消防、大島町、自衛隊、ボランティアなど多くの人が困っている住民を助けたいという思いから協力して、住民を助けたり、生活できるように避難所や仮設住宅などを用意したりした。 ○「台風のコース(地図)」を見て、台風による被害は、伊豆大島だけでなく、東京都のいろいろな場所で発生していることに気付き、台風に対する備えの必然性を感じ、台風に対する備えに関する学習問題をつくる。 学習問題につながる子どもの疑問例 ? 自分たちが住んでいる町に台風がきたら、大丈夫なのかな? 台風がくる前に、どのような対策をしているのだろう。 |
【思・判・表①】 |
|
7 |
学習問題に対する予想を考え、学習計画を立てる。 |
○本時のめあてを確認する。 学習問題に対する予想を考え、学習計画を立てよう。 ○学習問題に対する予想をする。 |
【主体的①】 |
|
8 |
台風による被害を減らすために、どのような施設をつくったか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時の問いを確認する。 台風たいさくのために、どのようなものをつくったのだろう。 ? 地下に水が入らないようにしたと思う。 ○どのような願いでこのような施設をつくったのだろう。 被害を少しでも小さくするために、砂防ダムをつくったり、堤防を強くしたり、地下に水をためる施設をつくったりした。私たちの生活は、たくさんの人によって守られていることがわかった。 |
【知・技①】 |
|
9 |
台風による被害を減らすために、どのように情報を使い、発信するのか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時の問いを確認する。 台風たいさくのために、どのような情報を使い、住民に伝えたのだろう。 ○本時の問いの予想を考える。 被害を少しでも小さくするために、ハザードマップを作って配ったり、気象庁と連携して台風の情報を集めたり、放送で住民に避難を呼びかける準備をしていた。想定を超える自然災害にも対応するために、情報を使っていた。 |
【知・技①】 |
|
10 |
台風による被害を減らすために、地域はどのように備えているのか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時の問いを確認する。 台風たいさくのために、地域はどのようなことをしているのだろう。 ○本時の問いの予想を考える。 台風対策のために、地域では避難所開設訓練、防災倉庫の設置、消防団など、いろいろな人が協力して取り組んでいる。 |
【知・技①】 |
|
11 |
学習問題に対する自分の考えを書き、災害から人々を守る活動を理解する。 |
○本時のめあてを確認する。 学習問題に対する自分の考えを書こう。 ○「関係図」を作成し、第8時~第10時に学んだことを整理する。 台風が来た時に備え、都や区や地域が協力して住民の命を守ったり、生活を支えるための取組を行ったりしている。それらのおかげで、災害が起こった時も助けてもらえる。 ○「○○さんのお話」から、公助・共助の限界を知り、さらに考えたい問題をつくる。 さらに考えたい問題につながる子どもの疑問例 ・台風が来たら大丈夫かな? 自然災害に備えて、自分ができることは何だろう。 |
【知・技②】 |
|
12 |
水害に備えて、自分にできることを考える。 |
○本時の問いを確認する。 台風に備えて自分にできることは何だろう。 ○台風に備えて、自分の命を守るために自分にできることを考える。 |
【思・判・表②】 【主体的②】 |
6.本時の学習
○台風による自然災害が起きたとき、だれがどのように住民の生活を支援したのか調べ、災害から人々を守る活動を理解する。
|
主な学習活動・内容 |
指導の工夫と教師の支援 |
資料 |
|---|---|---|
|
○本時の問いを確認する。 だれがどのように台風の被害にあった大島町の住民の生活を支えたのだろう。 |
||
|
○本時の問いの予想を考える。 |
○3年生の警察や消防の学習を活用して予想できるようにする。 |
|
|
○「大島町役場の人の話」、「ボランティア活動(図)」、「自衛隊の取組(図)」から、だれがどのように住民の生活を支援したか調べ、前時に作成した「住民おたすけマップ(関係図)」に追記する。 |
○主体的な学習ができるように、児童が調べたいものから調べられるように、資料を複数用意する。 ○自力で調べられない児童には、資料のどこを調べるか指示を出す。 |
大島町の人の話(図) 警察の人の取組(図) 消防・救急の人の取組(図) |
|
○台風の被害にあった住民の生活を支える人々は、どのような思いで取り組んだのか考える。 大島町やボランティアが協力して、家に住めなくて困っている住民のために、避難所を用意したり、家の片付けなどを手伝ったりした。また、自衛隊も大島に来て、道路の木を片付けたり、ごみを集めたりした。困っている人のためにたくさんの人が協力していることがわかった。 |
○救助活動への思いや願いを考えさせる。
○考えられない児童には、前時の学習を思い出させる。 ○まとめが書けない児童には、板書で学習内容を確認させる。 |


