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機関誌・教育情報:「ROOT(算数・中学校 数学)」 No.35
[Hello, Mathematics!]算数・数学の面白さや奥深さを笑いに乗せて〔数学教師芸人 タカタ先生〕 ほか
Webマガジンまなびと:「学び!と美術」Vol.150
Webマガジン:「学び!と美術」Vol.150 “【親子インタビュー】後編:作品を通じて存在そのものを受け入れてもらえる” を追加しました。
【親子インタビュー】後編:作品を通じて存在そのものを受け入れてもらえる
子どもたちは「図工の時間」に何を表し、先生や友だちのいる空間でどんな時間を過ごしているのでしょうか。
図工の先生として働く鈴木由理先生と長男・藍さんに聞く親子インタビュー。前編では、藍さんが小学生のときに表した作品と由理先生の授業で子どもたちが表した作品を見ながら、「図工の時間」に藍さんの中で、子どもたちの中で起きていたことについてお聞きしました。
由理先生は、「図工の時間に子どもたちに願うことを自分の子にはできなかった」と振り返ります。後編は、成長した藍さんと由理先生の間に生まれた確執と、その現実をどのような方法で、どう受け止めたのかについて話をうかがいます。
安全で安心な道を歩むよう操作していた
藍が高校生になると、息子の将来がリアルになってきて。好きなことをさせてあげたいと思いながらも、結局は、親が思う安全で安心な道に進むように操作していました。まずは、自分の力で生活していかれる力を身に付けることが先決で、本当にやりたいことは就職してからやればいいと言っていました。そうしたらある日、突然、藍が爆発してしまいました。
絵を介したコミュニケーションで見えてきたもの
かき終えた後に私が「これ、親への反抗の絵だね。私たちこっちの小さい木だよね?」と聞いたら、藍は笑いながら「なんでわかったの!?」って。ああ、藍は絵でしっかりと親に反抗することができたんだなって。
言葉で反抗されると正直ダメージが強すぎて受け止められなかったんですけど、絵だと、自分の心情に合わせて見たり、受け止めたりすることができる。それでいて言葉よりも、今、藍が置かれている状況が本当につらく、追い込まれていることが伝わってきました。それまではどこか藍に対して、文句を言ってやるべきことをやらない、努力が足りない、そんなふうに思ってしまっていました。でも本当につらいんだな、親としてひどいことをしたんだなとこの絵を見て感じました。
体を使ってかくことで自分の心を呼び覚ます
小学生のときと同じように何も見ずにかきました。見るとそれに寄せちゃうので。木も胎児も実際にはこういう形ではないですが、その時の自分の引き出しの中のもので表現しました。
豊かって、楽しいだけでは生まれないかもしれない。苦しいことがあるから楽しいことが際立って、喜びを感じたりするのかもしれない。つらい思いをしているかもしれないけれど、それを乗り越える過程でいろんなことを考えたり感じたりすることがすごく大切な時間なのかもしれないですね。私は藍がいなければ、藍の作品に触れなければ、藍の図工の授業を見に行っていなければ、図工の教員になっていませんでした。
子どもたちの作品は、好奇心とか意欲がそのまま線と色に表されていてすごいパワーがあるんです。私は、職業柄、得体のしれない本当に美しいものとたくさん出会うことができます。図工の授業をつくることはすごく大変なことですが、それ以上に、子どもたちが表したものを見ると疲れが吹き飛ぶくらいに素晴らしい世界があります。そういうものに触れて、美しさに圧倒される瞬間があれば、いろんな悩みがどうでもよくなってしまうことがあります。それくらい子どもの感性は素晴らしいのだと思います。
「うまい絵=すてきな絵」ではない
「うまい絵=すてきな絵」という概念をなくしてほしい。へただと絵にならないというわけではなくて、その人の意思が伝わっていればそれはいい絵であって。不特定多数に受けなくてもいい。親であったり、友人であったり、身近な人に理解してもらえる絵であれば、それは立派な作品。だから母さんには、今の子どもたちに絵で自分を表現できる可能性を伝えていってほしい。俺は絵をかいて、大人や同世代の人たちに伝えたい。
足立区立弘道小学校 教諭。専業主婦から教員へ。港区で講師を経て現在は東京都図画工作科専科教員。児童一人ひとりの生まれもった感性を大切にしながら、その子ならではの表現を引き出せるよう日々の実践を通して研究をしている。
山形大学 建築・デザイン学科卒業。学生時代は建築デザインを専攻。学内の設計課題では山形の豊富な自然を生かしたランドスケープデザイン設計に取り組んでいた。現在は、不動産コンサルタント営業職として学生時代に力を入れていた現地調査力を生かし、ニーズに合った土地活用方法を提案している。
Instagramで発信している藍さんの作品
──「私の人生」
https://www.instagram.com/lororo_lororo/
photo: Kazue Kawase
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3/13(木)日文ACCプロジェクト第2回ワークショップの開催が決定!
定員および締切がございますのでお早めにお申し込みください。







