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第28回 全国学校飼育動物研究大会

2026年8月21日(金)

開催地
東京都 、 その他(オンライン※)
開催方法
現地とオンラインの両方で開催
学校区分
小学校 、 中学校 、 高等学校 、 その他
教科・領域
生活・総合的な学習 、 道徳 、 その他
テーマ
命の大切さを実感できる動物飼育
~地域・獣医師からの支援を通して~
行事内容
※オンライン配信について
研究大会終了後、「シンポジウム」と「口頭発表」についてはYouTubeによる動画配信を予定しています。視聴は無料ですが、下記申し込みフォームより「参加申込」が必要です。お申し込みされた方には、研究大会終了後に動画視聴のURLをお送りします。

<日程>
12:30〜12:40 開会行事
12:40〜13:40 口頭発表
13:40〜13:50 休憩
13:50〜15:55 シンポジウム
16:00〜16:30 意見交換会

■シンポジスト
・檀浦 かおり(海老名市立海老名小学校長)
・木村 真治(川崎市獣医師会会長)
・濱田 昌也(東京都教育庁指導部主任指導主事)、福地 拓(東京都教育庁指導部義務教育指導課統括指導主事)
■趣旨説明
・鳩貝 太郎(本会会長)
■コーディネーター
・中島 由佳(大手前大学教授・本会運営委員)
■口頭発表
・鈴木 哲也(東京未来大学)
・三橋 正英(相模女子大学)
・處 愛美(日本獣医師会)

<シンポジストの講演概要>
■檀浦 かおり(海老名市立海老名小学校長)
「小さな命と共に育つ子ども達~教師・保護者・獣医師に支えられて~」
飼育していたウサギが亡くなったことをきっかけに、「飼育委員会をやめよう」という意見と「子ども達にとって、命との触れ合いは貴重な経験になる」という意見が職員会議で上がりました。飼育委員会の活動は、しばらく金魚飼育のみとなりました。そんな中、モルモットをいただける話を聞いた子ども達は「飼ってみたい!」と意欲満々。ついに、モルモット飼育がスタートしました。様々な方の協力や獣医師さんの支えにより飼育を行った経験を通して子ども達や職員が変容していった様子や校長として行ったことをお話しできたらと思います。
■木村 真治(川崎市獣医師会会長)
「川崎市獣医師会の取り組みと課題」
市内115校の小学校のうち、動物を飼育しているのは29校のみとその数は減少傾向です。川崎市獣医師会では、学校側の負担軽減を目的として、①長期休暇中の預かり事業と②モルモットのホスティング事業を開始しました。昨年の預かり事業は、のべ30頭を会員病院で預かり、その費用負担に対する市の予算が見直されるなど、行政と一体となり取り組めています。一方でホスティング事業は、小学校での終生飼育を前提としながら、その所有者を獣医師会にすることで積極的に獣医師が関与する仕組みでしたが、予定された4校のうち、実際に導入されたのは2校のみ、うち1校は飼育終了に至るなど多くの課題が見えてきました。
■濱田 昌也(東京都教育庁指導部主任指導主事)
 福地 拓(東京都教育庁指導部義務教育指導課統括指導主事)
「学校飼育動物について」
学校教育における動物飼育の教育的意義について説明します。また、動物の世話やふれあいを通じて、生命を尊重する態度や自然を愛する心を醸成することの重要性に触めます。あわせて、文部科学省の調査を踏まえ、学校における動物飼育の現状と課題、留意点について紹介します。さらに、東京都教育委員会の動物飼育推進校事業の内容や実践例を基に、獣医師等との連携の重要性や、よりよい飼育活動を推進するための方策について説明します。してあげたいという思いは、子ども達の心に優しさや相手の気持ちを想像する思いやりの気持ちを育てている。また、飼育動物を通して保護者同士のつながりや、保護者と地域住民および教職員とのコミュニケーションが生まれコミュニティスクール運営の推進力となっている。

<口頭発表の概要>
■鈴木 哲也(東京未来大学こども心理学部教授)
「ドイツの学校飼育動物と教育プログラムの実態」
本研究は、ドイツの学校飼育動物の様子と教務育プログラムの実態の事例を明らかにするものである。具体的には、ニーダーザクセン州の総合学校2校及びベルリン州の初等科2校への現地調査及びインタビューをもとに紹介する。動物管理に関して、日本と異なることは、ほぼ暖房施設があること、自発的社会活動の若者が動物飼育に関わることができること、学校とは独立した動物飼育に関する経営管理などがあった。教育プログラムとしては、小6生物「恒温動物と変温動物」や高1のキャリア教育としての選択授業などの各授業が見られた。
■三橋 正英(相模女子大学小学部教諭)
「獣医師や地域と協働してつくる動物飼育と学習の場づくり」
相模女子大学小学部は1991年からヤギの屋外飼育を、2014年からモルモットの教室内飼育をしている。ヤギもモルモットも終生飼養を基本とし、子どもたちが当番でお世話を続けている。30年間に及ぶ動物飼育活動では、教員間の飼育技術の継承のみならず、動物アレルギーや衛生面への対応、教員の働き方改革への対応といった社会的、人的課題への対応、自然環境の変化に対する飼育動物の福祉面の対応に迫られてきた。こうした社会、人的環境、自然環境の変化に伴う学校動物飼育の課題に対し、獣医師や地域組織と連携体制をつくることでそれらの課題に対応し、動物飼育を通して子どもたちの命の学びの場づくりをしてきた実践の具体を発表する。
■處 愛美(日本獣医師会学校動物飼育支援対策検討委員会委員長)
「学校動物支援事業に関する地方獣医師会へのアンケート調査から見えてきたこと」
日本獣医師会では、長年に渡り、地方獣医師会に向けて、学校動物支援事業の実施状況についてアンケート調査を行ってきた。約80%の地方会が何らかの形で飼育支援を行っている一方で、繰り返し述べられているのは、教育委員会との接点がないということである。今回、獣医師会のアンケートを通して見た飼育支援の現状と、教育側からの「要望がない」状況について考察したい。

<主催>
全国学校飼育動物研究会

<後援>
文部科学省、東京都教育委員会、公益社団法人日本獣医師会、公益社団法人東京都獣医師会、一般社団法人日本小動物獣医師会

<申し込みフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfBkawWf9cO5W--GpgPncSud7NNLqaltrHpLTGUuCHKZZEygA/viewform
会場
渋谷区立上原中学校 体育館
〒151-0064
東京都渋谷区上原3丁目41番2号
お問い合わせ先
全国学校飼育動物研究会事務局
〒918-8067
福井県福井市飯塚町7-29 大門動物病院気付
TEL:0776-34-1221
Email:school-ownedanimals@ab.aunoue-net.jp
ホームページ
https://www.schoolanimals.jp/

※大会の詳細につきましては、各事務局に直接お問い合わせください。