学び!とPBL
学び!とPBL
今回から数回に分けて、実際のPBLで身につけた力は何だったのかを、リアルタイムの生徒ではなく、数年後大人として現在活躍している人たちへのインタビューを通して、考えていきたいと思います。
今回の本多美久さんは、今年福島大学を卒業し福島市役所で働く社会人です。中学2年から9年間、福島市や国際的なプロジェクトで活躍してくれました。
1.9年間のプロジェクトの遍歴
実際にリーダーをやってみて、周りには自分の意見を言い出せない人がたくさんいることに気がつきました。1対1だと話せるのに、みんなの前だとダメという人がいます。自分の役割はそうした声を拾うことだと思いました。些細な声を大切にし、整理しないで曖昧なまま伝えることが大切だと気づきました。あと何分以内に意見をまとめて、という状況では意見は出にくいです。心にゆとりがないといいアイディアは生まれてきません。FCNのロゴをみんなで考えていたとき、三浦先生が「何も考えないで手を動かしているといいアイディアが生まれてくることもある」と言っていたことに通じると思います。